大網東歩道橋

JR外房線大網駅の東1.3km、国道128号の横断歩道橋両端斜路がループしている。
主な利用者は国道の東にある大網東小学校の児童・関係者と、国道の西にある大網中学校の生徒・関係者だろう。

1974(昭和49)年頃に国道128号大網本納バイパス(現道)が供用開始となったが、その時点ではまだ大網東小学校はなかった。1987(昭和62)年4月に大網小学校から分離して現在の地に開校したことに伴ってこの横断歩道橋が架設されたようだ。

この横断歩道橋の特徴は何と言ってもループの形状が左右で異なることだ。架設当時、既に沿道の開発計画が具体化しつつあったのだろうか。

路線国道128号
所在地千葉県大網白里市仏島
回転度270度+270度
完成時期1988(昭和63)年8月
実走行日2024-06-29
全景写真
大網東歩道橋全景拡大する
大網東歩道橋全景。この付近の国道128号は快適4車線だ。
東側の斜路、実はループしていない。
西側の斜路は東側とは異なる形状で、まるで店舗(メガネストアー)に配慮したかのように敷地が工夫されているが、横断歩道橋架設のほうがはるかに早い。
アクリル橋名板の字体がちょっとカッコいい。