佐久インターウェーブのロータリー交差点

上信越道・佐久ICの北側にあるショッピングモールの敷地に入ってすぐの位置に4枝のロータリー交差点がある。

1997年というバブル経済崩壊直後の景気が冷え込んだ時期、そして円形交差点としては最も流行しなかった時期に作られ、商業施設敷地としてはおそらく国内初の円形交差点であることを特記しておきたい。それゆえか構造がやや古めかしく、アメリカのロータリー交差点のような印象を受ける。

デベロッパーは東信地区を拠点に建設資材の製造販売を行うタカサワマテリアルだ。どんな思い入れがあってロータリー交差点を設けたのだろうか。

路線敷地内道路
所在地長野県佐久市小田井
完成時期1997(平成9)年11月20日開業
実走行日2024-05-02
全景写真
佐久インターウェーブの敷地内ロータリー交差点を南側から眺める拡大する
佐久インターウェーブの敷地内ロータリー交差点を南側から眺める。県道9号佐久軽井沢線に直結している。
佐久インターウェーブの敷地内ロータリー交差点を北側から眺める拡大する
北側から眺める。警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設置されているのは南北方向の接続路だけだ。
東側から眺める。東側と西側の店舗に出入りする車は多くないが、ロータリー交差点のおかげでスムーズに出入りできているように見える。