セキュレアシティ藤沢 翼の丘

道路開通情報さんのツイートに誘われるように、街開きイベントに行って確認してきた。
元々は県立藤沢高校が置かれていた土地だが、県立大清水高校と再編統合して県立藤沢清流高校となり、大清水高校の敷地校舎がそのまま利用されることとなったため、2010年3月の閉校後は空き地になっていた。
さらに元をたどると藤沢高校は旧藤沢町立女学校であり、校舎敷地は町有地であった。県立高校になったことに伴って敷地は県に無償譲渡されたが、同校の閉校に伴って市が無償返還を求めたところ、できない旨の回答があってすったもんだの泥沼にハマっていたらしい。

結局、県が大和ハウスに売却することで決着、再造成工事を経て、今般の分譲開始に至ったとのこと。

ラウンドアバウトが設けられるとのことなので、ぜひとも現調せねばと考えた。
現調のポイントは2つ。

  • 規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」は設置済みか?未設置ならいつ設置されるのか?
  • そもそも、ラウンドアバウト(乃至はロータリー交差点)にする必要がある交差点なのか?

入居が始まると部外者の立ち入りはかなり気を遣わねばならない。建物が建っていない今こそがチャンス。斯くして、街開きイベント当日の訪問となった。

結論としては以下のとおり。現調するまでもないことばかりだが。

  • まだ市道認定されておらず、規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」も未設置
  • ただし、市道認定の時期や環状交差点指定の時期は不明(大和ハウスの販売スタッフは知らされていないらしい)
  • 三叉路であり、朝夕は実質の一方通行、昼間は殆ど交通量なし、ということで円形交差点にする必要性は感じられない
カテゴリーロータリー
路線市道藤沢769号線/市道藤沢774号線
所在地神奈川県藤沢市本町4丁目
実走行日2018-03-11
全景写真
セキュレアシティ藤沢は坂の上にある拡大する
セキュレアシティ藤沢は坂の上にある。
坂を登りきったところに、環状交差点に指定されるか不明の円形交差点拡大する
坂を登りきったところに、環状交差点に指定されるか不明の円形交差点があった。とりあえず警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されているが。
南側から眺める。環状交差点に指定されたら、団地外へ向かう場合はこの道路からの流出が優先道路ということになるが、指定されなかったら西側の接続路が実質の優先道路だ。これって結構重要な情報なのだが、販売スタッフは知らされていないという。
エネファームのトラックに隠れて見えないけれど、この向きにも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設置されている。
環道には自転車ナビライン。転写が甘いのか、剥がれかかっている箇所がありましたな。