真光寺ループ橋


初回記事公開:2002年7月15日 記事全面書換:2017年2月18日

2000年に行われた長野県知事選挙の争点として、或いはその後の「脱ダム宣言」で一躍有名になった浅川ダムであるが、そもそも浅川ダムは毎年のように発生していた水害への対策として計画されたものである。1988年に浅川河川工事の全体計画が認可されたことに伴い、1993年12月に長野県道403号飯綱高原浅川線(当時の名称)の付替工事が開始された。これは、1991年に長野オリンピック開催が決まり、ボブスレー・リュージュ競技会場(スパイラル)やフリースタイルスキー競技会場(飯綱高原スキー場)へのアクセス路確保の観点で着工を早める要因になった可能性がある。

真光寺ループ橋は上流側から順に真光寺1号橋~真光寺5号橋と仙郷大橋の計6本(いずれの橋梁も1996(平成8)年12月竣工の連続箱桁橋)で構成され、3号橋が4号橋を跨いでいる。
2号橋と3号橋に挟まれたエリアにはマレットゴルフ場が整備されており、3号橋と4号橋の間の道路脇には1753年から1973年まで採掘されていた浅川油田(日本最初の商業生産)の油井跡が保存されている。

5号橋の脇には旧道への分岐があり、その先には「ブランド薬師」の鳥居がある。2002年、何の予備知識も持たずに訪問した際には田中康夫知事(当時)ゆかりの何かかと思っていたが、807年創建(1861年再建)の由緒ある神社(明治時代の神仏分離で神社になった)とのこと。宙に浮いているように見える懸崖造りの社殿が特徴的だ。

路線県道506号(浅川ループライン)
所在地長野県長野市真光寺
回転度360度
実走行日2002-07-13
全景写真
2002年7月13日初訪巨大で全体像をうまく撮影できない。
この直下にある橋は「仙郷大橋」である。

2003年9月27日訪問

2017年1月3日訪問真光寺3号橋下からループ部を眺める。
マレットゴルフ場駐車場からループ部を眺める拡大する
マレットゴルフ場駐車場からループ部を眺める。中央やや下に見える屋根が、浅川油田の油井跡が保存されている小屋。
真光寺ループ橋と浅川ダム拡大する
真光寺ループ橋と浅川ダム。この日、浅川ダムの試験湛水がサーチャージ(洪水時最高水位)に達し、天端から越流した。
ブランド薬師参道から眺める拡大する
ブランド薬師参道から眺める。2002年に参道を上がっていれば、木々はもう少し低かったのだろうか。
浅川油田の油井跡。