内子町・立山ループ


重要伝統的建造物群保存地区や屋根付橋、農村景観保全、アグリツーリズム等で有名な内子町だが、立川地区はそういう名所から外れた場所にある。しかし、国道56号・JR予讃線(内子線)・松山道が地区内を通り、西四国の交通の要衝と言えるだろう。

その立川地区内、中山川に架かる国道56号の立川橋近くに、町営林道として開鑿されたと思われる郷細工線。
利用実態は、国道56号立川橋北詰付近の住宅への進入路改善と、1990年代前半に開設された特別養護老人ホームみどり苑のバックアップ路だろう。住人がいる場所に消防車・救急車が進入できるように維持しておくことは、自治体としてはなんとしても手を打たなければならない課題である。

ループを構成するカルバートに名称はない。(町役場に確認済み)
カルバートの建設時期ははっきりしないが、国土地理院空中写真から推測すると1980年代中頃だろう。
町道全通は2002年頃のようだ。

都市と農村の交流に注力している内子町。帰宅後の情報整理の過程で、見るべきもの・体験すべきことが多数あることがわかった。再訪時は時間を確保して、ゆっくり巡りたい。

このループカルバートと町道名称を町役場に問い合わせた際、驚くほどの早さでとても丁寧な回答をいただいた。あらためて御礼申し上げる。

路線町道(林道)郷細工線(ごうざいくせん)
所在地愛媛県喜多郡内子町立山
回転度300度
実走行日2015-04-30
全景写真
国道56号から町道に入るとすぐにこのような構造が見える。建設から30年ほどだが、どうだ、この苔生したコンクリート壁は。
のの字の内側から国道方面を眺める。
ループ全景。左の白矢印が国道56号である。
ループ全景。中央部は、道路脇のお宅の土地だろうか。
カルバートの上路。ガードレールとフェンスの二重柵って、随分と念を入れてるのね。