矢板の市街地に近い住宅地にある円形交差点。警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されておらず、南北方向の道路が優先道路になっているものの、視線誘導標等で右回りを案内しているのでロータリー交差点と言ってよいだろう。
中央島にはJR東日本の送電線・蒲須坂矢板線の40号鉄塔が立っている。蒲須坂矢板線は、蒲須坂の片岡開閉所跡からJR東日本矢板変電所を結び、昭和33年に建設された154KVと66KVの異電圧送電線とのこと。
長らく水田の中に立つ鉄塔だったが、2001(平成13)年3月に都市計画として定められた「木幡地区地区計画」により整備され、鉄塔を囲むように街路が設けられた。わずかな改良で環状交差点に指定できそうに見えるが、如何せん交通量が少なく、その必要性がないということだろう。