JR東日本 蒲須坂矢板線40号鉄塔ロータリー

矢板の市街地に近い住宅地にある円形交差点。警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されておらず、南北方向の道路が優先道路になっているものの、視線誘導標等で右回りを案内しているのでロータリー交差点と言ってよいだろう。

中央島にはJR東日本の送電線・蒲須坂矢板線の40号鉄塔が立っている。蒲須坂矢板線は、蒲須坂の片岡開閉所跡からJR東日本矢板変電所を結び、昭和33年に建設された154KVと66KVの異電圧送電線とのこと。

長らく水田の中に立つ鉄塔だったが、2001(平成13)年3月に都市計画として定められた「木幡地区地区計画」により整備され、鉄塔を囲むように街路が設けられた。わずかな改良で環状交差点に指定できそうに見えるが、如何せん交通量が少なく、その必要性がないということだろう。

路線市道
所在地栃木県矢板市木幡
完成時期2004(平成16)年
実走行日2023-05-03
全景写真
JR東日本 蒲須坂矢板線40号鉄塔ロータリーを北側から眺める拡大する
JR東日本 蒲須坂矢板線40号鉄塔ロータリーを北側から眺める。
JR東日本 蒲須坂矢板線40号鉄塔ロータリーを東側から眺める拡大する
東側から眺める。南北方向の道路が優先であり、東西方向は一時停止で規制している。
JR東日本 蒲須坂矢板線40号鉄塔ロータリーを南側から眺める拡大する
南側から眺める。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていない。
JR東日本 蒲須坂矢板線40号鉄塔ロータリーを西側から眺める拡大する
西側から。鉄塔を囲むフェンスを敢えて斜めに設けることで右回りしやすくしているのだろうか。
蒲須坂矢板線40号鉄塔を示す番号札。