酒田・広野下通ラウンドアバウト

県道357号浜中余目線は国道7号と交差した東側でクランク状の線形だったが、国道7号の4車線化事業に伴い交差点を集約することになった。これまで県道と市道の三叉路だったが、国道と県道の交差点集約により県道と市道の交差点が十字路になって道路の主従関係が入れ替わることから、安全を期すためにラウンドアバウトが導入された。

国道7号-広野下通ラウンドアバウト-京田川に架かる亀井橋の350mはその工事に合わせて2車線化されたが、亀井橋の東・大渕という集落内は1車線のままになっていた。今後拡幅されるのだろうか。

路線県道357号浜中余目線/市道下通3号線/市道末広下通線
所在地山形県酒田市広野字下通
完成時期2022年10月13日13時30分供用開始
実走行日2023-05-04
全景写真
広野下通ラウンドアバウトを西側から眺める拡大する
広野下通ラウンドアバウトを西側から眺める。ラウンドアバウト設置のきっかけになった新設道路だ。
広野下通ラウンドアバウトに近付いて眺める。いずれの接続路の路面にも「ゆずれ」が描かれている。広野田敷ラウンドアバウトと違うのは何故か?
広野下通ラウンドアバウトを北側から眺める。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設置されている。
広野下通ラウンドアバウトを北側から眺める拡大する
中央島に北側から接近する。市道末広下通線は従前から1車線の幅員だ。
広野下通ラウンドアバウトを東側から眺める拡大する
東側から眺める。田植機もラウンドアバウトに沿って右回り。
広野下通ラウンドアバウトを南側から眺める拡大する
南側から。規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の向きはいずれも正しい。
広野下通ラウンドアバウト空撮拡大する
上空から眺める。環道及び中央島の半分以上は事業により買収した土地ということがよくわかる。
規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の設置日は供用開始と3週間近くずれているが、そんなもんかな。
エプロン端部のブロックは他で見られない形状で、3km北にある広野田敷ラウンドアバウトとも違う。また、逆走防止の工夫として採用されたポールコーン。逆走の向きにのみ「逆走中です」と描かれている。