安曇野市の田圃の真ん中にある交差点がラウンドアバウトに改修された。正式供用開始は2023年8月7日15時だったが、公安委員会指定は2022年11月10日だ。
安曇野市役所近くにある安曇野市防災広場と2km北にある県民豊科運動広場を結ぶ物資輸送路になっており、交通を円滑に処理する目的とのこと。実際、南から北上してここで西方へ左折する車両およびその逆が圧倒的に多い。
そういう目的ならば、防災広場と運動広場のちょうど中間にある県道豊科大天井岳線との交差点・防災広場北交差点もラウンドアバウトにすべきではないだろうか?もしかすると既に構想されているかも知れない。
交差点名称は今のところないようなので、当サイトが勝手にこの付近の小字名を付してみた。安曇野市の第1号である本村円ラウンドアバウトの評判がよくなかったのかな?
路線 | 市道豊科1級24号線/市道豊科1級25号線 |
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所在地 | 長野県安曇野市豊科南穂高 |
完成時期 | 2022年11月10日公安委員会指定 2023年8月7日15時供用開始 |
実走行日 | 2023-11-05 |
全景写真 | |
拡大する 豊科南穂高細萱ラウンドアバウトを東側から眺める。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設置されている。 拡大する 東側から接近する。分離島の幅が十分に確保されている。 南側から眺める。中央島に照明灯が設置されている。 西側から眺める。南側接続路と西側接続路に横断歩道は設けられていない。 北側から眺める。規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の向きはいずれも正確だ。 拡大する この写真のみ2022年5月30日撮影。施工前の交差点を北から眺める。南側接続路のみ2車線で、他の接続路は1車線だ。 公安委員会指定は2022年11月10日だが、規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」が設置されたのは2023年7月26日、供用開始の2週間前だ。 積雪地域だがエプロン端は歩車道境界ブロックを流用している。ロードヒーティングしているわけでもないので、数年後の状態が心配だ。 分離島の環道に面する側はPCa製品ではなく現場打ちに見えるが、どうなんだろう?ワンオフだから現場打ちに見えるだけか? 教科書になりそうな施工。 拡大する 南東側から俯瞰する。 |