唐櫃台ロータリー

昭和41年頃に造成、分譲開始となった唐櫃台。デベロッパーはおそらく神戸電鉄。
近くの神戸電鉄有馬線唐櫃台駅は団地入居に合わせて1966(昭和41)年7月1日に開業している。
造成当初から円形交差点が整備されていて、中央島の整備された花壇が美しい。
訪問時も婦人会または近隣学校の教職員らしき人が撒水していたが、不審者と思われたかジーッと睨まれ、撮影不十分なまま退散した。

中央島は交差道路の中央より少し東側へオフセットされている。
これは西側より東側が高い傾斜地であること、南の接続路と西の接続路の間の交通量が多いであろうことを踏まえたものか。
すぐにでもラウンドアバウトとして運用可能のように見えるが、南東角が小学校であり、通学路として十分な安全確保が必要だろう。具体的には、東半分の環道外側に歩道を整備するか、そのスペースを確保できないなら東半分は歩行者通行禁止とすることが考えられる。

路線市道
所在地兵庫県神戸市北区唐櫃台2丁目
完成時期1966(昭和41)年
実走行日2015-05-06
全景写真
南から眺める。東西方向に大きく傾斜していること、中央島が交差点中央からオフセットされていることがよくわかる。
東から眺める。この道と北側の接続路は1車線、かつ交差点付近に電柱が存在していることが、ラウンドアバウト化の障害かも知れない。