九州道久留米IC近く、国道210号と国道322号が交わる野々下交差点のすぐ北側に、国道322号を跨ぐため、土地有効活用を狙って筑後川の支流である下弓削川の上に架けられている歩道橋の両端スロープがループしている。
こりゃ、どう考えても「久留米ん歩道橋やけん、いつかは『くるくる』ってネーミングばい」って職員か議員がいたに違いない。
ループ橋に付けてはいけない名前の上位にランキングされるであろう名前を確信犯的に付けたと感じるものだ。もちろん、笑って済ませることだけれど。
2011年度に行われた九州地方整備局の鳥栖久留米道路事業評価で
当初、国道322号との交差点計画は横断歩道でも交通流に支障がないため、撤去することとしていたが、関係機関との協議において、交通安全上の視点から歩道橋機能を確保することとなった。
ということで事業費が7億円増加するものの、螺旋階段歩道橋が形を少し変えて温存される可能性が高い。現在の橋梁部材を再利用するのか、全面新造か、たいへん興味深い。
カテゴリー | 螺旋階段歩道橋 |
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路線 | 国道322号 |
所在地 | 福岡県久留米市東合川 |
回転度 | 450✕2度 |
実走行日 | 2016-05-05 |
全景写真 | |
西側スロープを下から眺める。 西側スロープを歩道橋上から眺める。 西側スロープを東側スロープから眺める。 東側スロープを歩道橋上から眺める。 川の上に架けられていることがよくわかる。 東側スロープをスロープ途中から眺める。 2001(平成13)年3月竣工 |