(2003年7月5日初版記事公開/2019年5月29日記事全面書換)
三浦半島の先端、波の浸食でできた洞窟がいくつもある毘沙門海岸から600mほど内陸のキャベツ畑の中にあるループ橋。
市道979号線の「89号橋」が市管理上の正式名称である。
のの字の上には大崎という集落があり、そこにお住まいの方々が畑に向かう通勤路だろう。
1989年~1992年に完成したようだが、詳細は不明。橋長4.9m 幅員4m。
ループの交差間60mで標高差6m、ループ部の半径は目測で7.5m程度という、道路構造令に果敢にチャレンジした物件と言ってよいだろうか。
2012年再訪時、のの字の内側がセメントで固められていた。降雨時の土砂流出対策か、それとも除草対策か?
| 路線 | 市道979号線 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県三浦市南下浦町毘沙門 |
| 回転度 | 285度 |
| 完成時期 | 1990(平成2)年頃 |
| 実走行日 | 2003年07月05日 |
(2003年07月05日初訪)
三浦毘沙門ループ全景。のの字を隠すように周囲に樹木が残されている。
三浦毘沙門ループ内側。カボチャが転がっていた。
(2012年04月07日再訪)
三浦毘沙門ループ全景。驚くぐらいに何も変わっていない。
三浦毘沙門ループ内側。中央部がセメントで固められていた。
交差部にはカーブミラーが取り付けられている。(初回訪問時もあった)

