札幌市営地下鉄東豊線・東区役所前駅出口の交差点に架かる横断歩道橋の西側昇降階段がループしている。
一帯は札幌圏都市計画光星土地区画整理事業が1969(昭和44)年~1982(昭和57)年に行われており、東8丁目篠路通の線形改良・拡幅とともに横断歩道橋が整備された。街区を含む計画的な事業なので横断歩道の昇降階段設置スペースも確保できたであろうに螺旋階段が採用されているのはなんとも不思議である。
路線 | 主要市道真駒内篠路線 |
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所在地 | 北海道札幌市東区北12条東7丁目 |
回転度 | 270度 |
完成時期 | 1972(昭和47)年12月 |
実走行日 | 2015-08-14 |
全景写真 | |
(2015年8月14日撮影)
光星横断歩道橋全景。「光星」は近くにある札幌光星中学校・高等学校(旧 光星商業学校)に由来するとのこと。当時は何もない土地で学校ぐらいしか地名にならなかったということだ。 (2024年9月7日撮影) 拡大する 光星横断歩道橋の螺旋昇降階段。9ヶ月前に建設された創成川通・螺旋階段歩道橋群の螺旋階段と設計が異なる。 拡大する 別角度から螺旋昇降階段を眺める。主桁を支える橋脚と、ゲルバー式昇降階段を支える橋脚が別になっている。2014年まで歩道橋上から光星ショッピングセンターの2階に直接入れる桁が設けられていたことによるものかも知れない。 橋歴板はさておき、問題は塗装履歴だ。前回塗装から36年も経過しているとは思えぬ状態である。塗料の質がよかったのか、職人の腕がよかったのか。 |