土佐堀川から分かれ大阪湾までのおよそ10kmを流れる木津川に架かる橋。橋の取り付け部を含む平面直線距離は400mに満たないが、橋長(道路延長)は1228.3mである。両岸で直径70mの二重ループを描いて39.2m(桁下高さは水面上34m)まで上がるからだ。
千本松大橋架橋当時は木津川沿いにあった工場・倉庫・造船所に関係する船舶の通航が多く、架橋位置と桁下高さの調査調整は慎重に行われたことだろう。現在でもダイゾー(旧・大阪造船所)や南進造船所が木津川沿いの千本松大橋より上流にあって、タグボート規模の船舶が航行する。
橋の北側(ループの内側になるよう、つまり、歩く距離が少しでも短くなるよう)に歩道が設けられていて、訪れたときも中学生が豪快なスピードで駆け下りていた(※)が、住民の多くは不便なのだろう。橋と重なるように市営の千本松渡船が朝6時から夜21時半まで、およそ15分間隔で運航されている。
2枚目の写真に写っている規制標識のとおり、橋上は軽車両通行止め
交通量はハンパなく多い。橋名板や橋上からの風景を撮ろうと思っていたが、時間帯が悪かったのか大型車も頻繁に通るうえに橋の上は駐停車禁止であり、志布志行きフェリー乗船手続き締切時刻間近だったため、断念した。
| 路線 | 府道5号大阪港八尾線 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市西成区南津守2丁目 / 大正区南恩加島1丁目 |
| 回転度 | 720度 |
| 完成時期 | 1973(昭和48)年10月 |
| 実走行日 | 2008年05月01日 |
東詰(西成区)から見る千本松大橋。ループの内側に放置自転車の保管所がある。
西詰(大正区)から見る千本松大橋。周囲は今も工場地帯の印象が強い。
千本松大橋西詰(大正区)から見た東側ループの様子。歩いて渡る・自転車を押して渡るには相当の気合と覚悟が必要だ。

