千本松大橋

土佐堀川から分かれ大阪湾までのおよそ10kmを流れる木津川に架かる橋。橋の取り付け部を含む平面距離は400mに満たないが、総延長距離は1200m以上になる。両岸で直径70mの二重のループを描いて水面上34m(路面はおそらくもう少し高い)の高さまで上がるからだ。

橋の北側(ループの内側になるよう、つまり、歩く距離が少しでも短くなるよう)に歩道が設けられていて、訪れたときも中学生が豪快なスピードで駆け下りていた(※わかりにくいとは思うが2枚目の写真に写っている規制標識のとおり、橋上は軽車両通行止め。)が、住民の多くは不便なのだろう。橋と重なるように市営の千本松渡船がおよそ15分間隔で運航されている。

交通量はハンパなく多い。銘板や橋上からの景色の写真を撮ろうと思っていたが、時間帯が悪かったのか大型車も頻繁に通るうえに橋の上は駐停車禁止であり、志布志行きフェリー乗船手続き締切時刻間近だったため、断念した。

路線府道5号
所在地大阪市西成区南津守2丁目 / 大正区南恩加島1丁目
回転度720度
実走行日2008-05-01
全景写真
千本松大橋東詰(西成区)から見た景色。ループの内側に放置自転車の保管所がある。千本松大橋東詰(西成区)から見た景色。ループの内側に放置自転車の保管所がある。
千本松大橋西詰(大正区)から見た景色。千本松大橋西詰(大正区)から見た景色。内側には野球ができるグランドがあった。
千本松大橋西詰(大正区)から見た東側ループの様子。千本松大橋西詰(大正区)から見た東側ループの様子。