樽綱歩道橋

鶴見川に架かる、樽町と綱島を結ぶ樽綱橋は1990(平成2)年に新設された。それまでは1km上流の大綱橋か1km下流の鷹野大橋しか対岸に渡れなかった。川がある都市はどこも同じだが、渡河できる道路が限られるため周辺の大渋滞を引き起こす。ここもそういう事情を解決するために架けられたのだろう。

鶴見川の堤防天端を越えるため樽綱橋の前後に別の橋が架けられている。綱島川は綱橋、樽町側は樽橋という。綱橋と樽綱橋の間で分岐する自転車用斜路がループしている。右岸側(樽町側)堤防は周辺土地より3mほど高く、左岸側(綱島側)は周辺土地よりも4.2mほど高いという差があるため、綱島側にのみ自転車用斜路が設けられたようだ。

路線市道綱島第113号線
所在地神奈川県横浜市港北区綱島東6丁目
回転度270度
完成時期1990(平成2)年6月
実走行日2025-02-24
全景写真
樽綱歩道橋を樽綱橋上から眺める拡大する
樽綱歩道橋を樽綱橋上から眺める。堤防側の手すりを敢えて設置していないのは、そのまま堤防へ取り付くことを黙認しているのだろうか。
樽綱歩道橋を綱橋上から眺める拡大する
綱橋上から眺める。なかなかダイナミックな曲線を描いている。
樽綱歩道橋を鶴見川堤防上から眺める拡大する
鶴見川堤防上から眺める。緩やかなカーブを付けることで原則を促す意図だろうか。
樽綱歩道橋は樽綱橋と同時期に作られた。

この螺旋階段歩道橋はykbzさんから情報提供いただきました。