E23伊勢道そば、津ICと久居ICの間にある住宅団地の奥にロータリー交差点がある。
この泉ヶ丘団地は、津市に数多く作られた住宅団地の中でも初期のもので、総戸数700戸以上の巨大団地である。当時、三重県内の円形交差点は四日市の中央通りとむつみケ丘団地にしかなかったことを考えると、住宅を求めていた人たちの印象に残る団地だったに違いない。
警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていないが、環道に進入する直前の接続路に規制標識「指定方向外進行禁止(311-F)」と路面ペイントで左方への進行、つまり右回りを指示している。丁字路が円状に4件連続した道路ということだが、事実上のロータリー交差点と言えよう。
路線 | 市道泉ケ丘団地第1号線/市道泉ケ丘団地第15号線 |
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所在地 | 三重県津市野田 |
完成時期 | 1973(昭和48)年 |
実走行日 | 2021-02-11 |
全景写真 | |
津・泉ヶ丘団地ロータリーを北側から眺める。パラペットの高さが気になる。よく見えずに突っ込んだら大事故だ。そんな心配があるからだろうか、街灯が設置されている。 東側から眺める。住宅団地の奥まった場所に配置されているいるため、実はここを通行する車両は極めて少ない。 南側から眺める。北側の接続路は2車線道路だが、南側は1車線である。通行車両が少ないことは計画段階で想定されていたということだ。 西側から。中央島はこの時代の住宅団地にありがちな防火水槽ではないらしい。 中央島から北側(住宅団地入口方面)を眺める。住宅団地入口まで750m、ドカンと一直線だ。 |