遠刈田温泉・蔵王苑ロータリー


遠刈田温泉中心部近くの別荘地内にロータリー交差点がある。
別荘地の名は蔵王苑。公式には1967(昭和42)年に造成着工とのことであるが、国土地理院空中写真によれば1970(昭和45)年時点でその痕跡は見られない。住民への聞き込みの結果、「札幌オリンピックの頃にはだいたい完成していたらしい」とのことなので、ロータリー交差点の完成もその頃と考えてよいだろう。管理事務所横に据えられた石碑は別荘地完工を記念したものと見られ、そこには1974年と刻まれている。

なお、別荘地販売は1971(昭和46)年に開始されている。遠刈田温泉で最古の別荘地、宮城県全体で見ても温泉権付き別荘地として販売されたのはここが最初だったそうだ。デベロッパーは東洋殖産か?

敷地全体が私有地なので法定標識は設置されない。よって警戒標識「ロータリーあり(201の2)」もないが、中央島に右回りをガイドする手作り感あふれる看板が4方向ともに設置されている。

カテゴリーロータリー
路線私道
所在地宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地東裏山
完成時期1972(昭和47)年
実走行日2018-05-27
全景写真
西側から眺める遠刈田温泉・蔵王苑ロータリー拡大する
遠刈田温泉・蔵王苑ロータリーを西側から眺める。典型的な別荘地シンボル型ロータリーである。
手作り感あふれる右回り案内看板。
遠刈田温泉・蔵王苑ロータリーを北側から眺める。
東側から眺める遠刈田温泉・蔵王苑ロータリー拡大する
東側から眺める。美しいとは言い難いがこまめに整備されている印象がある。管理が行き届いているということだろう。
南側から眺める。昭和40年代の東北の別荘地としては販売好調だった部類か。7割程度の区画に建物がある。いかにも別荘という作りの家屋が目立つ。
中央島付近から眺める風景/背景は蔵王連峰拡大する
中央島付近から西側を眺める。蔵王連峰がドーン!と見えるいい場所だ。
管理事務所横に据えられた石碑。揮毫は長尾林三郎氏。ここを造成販売したデベロッパーの社長だろうか。