円形歩道橋

アクティブリンク(新さっぽろ空中歩廊2号)

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アクティブリンクは、JR新札幌駅・市営地下鉄新さっぽろ駅前にあった市営住宅下野幌団地の跡地開発で建設された7棟の建物を相互に連絡する楕円形のペデストリアンデッキ(もしかすると公共用歩廊の扱いかも知れぬ)である。

主構は外周側に配置された12径間鋼フィーレンデール構造のフレームで、片持ちで張り出した床版と梁(およびそれらの横桁・対傾構)が平面O字型の桁を潰そうとする力に対抗する構造のようだ。それにより内周側の構造材が不要となり、全面ガラス張りを可能にした。(筆者の理解をやや超えている)

橋長は発表媒体により数字が異なり、160m(日経クロステック)、176m(設計者のひとつ、ネイ&パートナーズジャパン)、195m(札幌市都市局の都市計画地区計画)とされる。どれやねん。

路線市道厚別中央1条6丁目1号線(空中歩廊は建築物かも?)
所在地北海道札幌市厚別区厚別中央1条6丁目
完成時期2022(令和04)年07月
実走行日2024年09月07日

アクティブリンク(新さっぽろ空中歩廊2号)外観。床版と梁が薄く、すっきりした見栄えが新しい街を感じさせる。

橋上は連続的に曲率が変化し、図上のタペストリーの色変化もあるので歩行距離の長さを感じにくい。また、ビームに番号が表示されていてメンテナンス性が高いと感じた。「116番ビームの火災報知器」のような位置伝達ができるのだ。

内側の眺め。アクティブリンクの日除け目的で内周側に面する街路に植樹されているとのことだが、周囲の建物が多くの時間の直射日光を遮ると思う。向こうを見通せるのは樹勢が幼い今だけかも知れない。

橋脚と主構は剛接合されている。そして、密かに重要な部材の横桁と対傾構。

フィーレンデールを構成する垂直補剛材は通路部の内側にも張り出している。

屋根付きの円形歩道橋はどれも微妙に構造が異なるので、それぞれを見比べて応力が発生する部分とその対策をあれこれ考えるのは楽しい(設計当事者ではないからこその楽しみ)。

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