其他の円形交差点

足立区中川2丁目

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JR亀有駅の東、足立区と葛飾区の境が複雑に入り組むエリア。複雑に入り組む由来は、武蔵国足立郡と下総国葛飾郡を分ける古隅田川跡である。その古隅田川が亀有駅北東で流路を南北方向と東西方向を大きく変える地点付近に、中央島が設けられた交差点がある。旧住所表記で足立区大谷田町。少し東に行くと「長右衛門新田」に由来する長門町、そして旧日立製作所亀有工場専用線(引込線)跡。地図を見ると、これらが一目瞭然にわかるから面白い。

大谷田土地区画整理事業(1941(昭和16)年8月~1960(昭和35)年3月)が行われた地域だが、いつ頃どんな事情で中央島が設けられたか不明。国土地理院空中写真によれば1957(昭和32)年前後とみられるが、その時代を知っている人は70歳代以上。それを踏まえて付近を歩くその世代に聞き込んでみたが、昭和30年代以後に移り住んで来た人が多いらしく「昔からあった」との回答しか得られていない。

国土地理院空中写真で変遷を比較

1936(昭和11)年06月 まだ田園地帯、旧日立製作所亀有工場専用線がない。
1948(昭和23)年03月 円形交差点の原型らしき交差点が見えるが、中央島はないようだ。
1956(昭和31)年03月 区画整理の成果があるようなないような。住宅は建て込んできたがまだ円形交差点ではないように見える。
1957(昭和32)年03月 中央島らしきものがあるように見える。
1963(昭和38)年06月 右回り(時計回り)を誘導する形状の中央島が作られている。
2013(平成25)年02月 現代。旧日立製作所亀有工場専用線跡地を埋めるように住宅が建ち並んでいる。

交差点の進行方向は定められておらず、右折の際に左回りでショートカットする車や自転車がかなり多いので、通行には注意を要する。ロータリー交差点ではないことを心得るべし。

路線区道綾瀬276号線/区道綾瀬218号線
所在地東京都足立区中川2丁目
実走行日1990年代前半

写真撮影は2016年1月9日、動画撮影は2015年1月10日。
西側から眺める。東西方向のみ一時停止となっており、南北方向の道路(区道綾瀬218号線)が優先道路だ。

北側から眺める。右回り(時計回り)に規制されていないとは言え、左回りを誘導するように見える非公式掲示物はいかがなものか。

東側から。右回りを誘導するように隅切りされているが、ショートカットして右折してゆく車が少なからずある。安全確保のため、せめて回転方向だけでも規制してほしい。

南側から。左奥の空き地、下の動画撮影時(ちょうど1年前)はまだ家屋があったのだが。

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