曲渕ループ(三瀬峠ループ)

佐賀市内と福岡市を最短距離で結ぼうとすると、坂本峠か三瀬峠のいずれかを越えることになる。鳥栖経由でいいでしょ、と思うのだが、先人たちはとにかく近道をしたかったんだろう。
三瀬トンネル開通に引き続き、その北側に位置する場所で大型ループ橋の建設が進められている情報をネットで得たので現地を視察してみた。

現地を訪れたのは連休中の昼過ぎで、交通量が多い時間帯ではあるが、本当に福岡市方面に向かうクルマが途切れない。でもって、こんな九十九折を下りて行くわけだから、そりゃ渋滞は不可避だ。これが冬で凍結していたら悲惨なことになるのは確実。必要性はそれなりに理解できる。

ちなみに、このループ橋のたもとにあるうどん店「縄文屋」の地鶏うどんは一度食うべし!玉ねぎでとった出汁の甘さが良い感じなのである。


2009年5月1日、再訪して通行してみた。
かつてない大きさの規模ののの字である。
北海道の朝里大橋に劣らぬ開放感が味わえる道。
しかし、あまりに規模が大きくて、のの字を走っている感覚が薄れてしまうのが残念なところ。
私はどうも大規模系は好きではないらしい。

のの字は3つの橋から構成され、下から順に
曲渕ループ1号橋
曲渕ループ2号橋
曲渕ループ3号橋
と名づけられているようだ。

路線国道263号
所在地福岡県福岡市早良区大字曲渕
回転度315度
実走行日2009-05-01
全景写真

2008年5月5日初訪。

こりゃ大変だわ。下のほうにループ橋を構成すると思われる橋が見える。

下から見上げる。かなりの規模であることが容易に想像できる。

路肩の看板。ネット上の絵と同じものであった。

曲渕ループ全景(2009年5月1日再訪・撮影)拡大する
曲渕ループ全景(2009年5月1日再訪・撮影)

銘板銘板は意外にシンプルだ。