改良工事が進む国道162号。その工事状況をチェックしていて見つけたループ上の道である。
地図の上では新道と旧道が合流していて既に「のの字」とは言えないようだが、果たして実際はどうなのだろうか?と、確かめずにいられなくなった。
学生の頃、この付近へ海水浴に出かけて、ひたすらに続く1車線未満の山道に疲労困憊した記憶があるが、まさにその付近だと思う。旧道は走れたもんじゃない。そういうわけあってか、新道開通区間は旧道がゲート閉鎖されているようだ。
現地を訪れてみたところ、やはり新道と旧道が平面状で交差しており、旧道に着目すればのの字を描いているものの、「のの字」とは言えないことを確認した。
しかし、新道が作られる前からのの字を描いていたかどうかを確認できないほどに大幅に改良されていた。
こうなったら現地の人に確認するしかないと思ったのだが、夕暮れ迫る時刻で、家々の電気は点いているが、誰も歩いていない。人が出てくるのをしばらく待ったが、結局住民には出会えず、確認できないまま退散となった。
谷及(たんぎょ)はこの付近の字名である。
路線 | 市道(旧国道162号) |
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所在地 | 福井県小浜市田烏 |
回転度 | 270度 |
実走行日 | 2006-05-06 |
全景写真 | |
新道からのの字部を眺める。赤線のように旧道が延びている。 のの字部頂点から新道との交差部を眺める。右奥には、かすかにゲート閉鎖された旧道が見える。 |