円形歩道橋

宮島町横断歩道橋(プリンセスロード)

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鰐石橋の1本下流側、新鰐石橋のすぐ横に架かる横断歩道橋の中央に円形の孔がある。円形歩道橋と言ってよいか甚だ疑わしいが、造り(あえて構造とは言わない)は円形歩道橋だ。

参考資料1には「アーチ式鋼吊式箱桁橋」と記されている。非常に特殊な形式(おそらく国内唯一)である。交差点の四隅に橋脚があり、対角線上にアーチ部材が架けられ、その中央部で箱桁を吊っている。対角線の支間長は約33m、箱桁橋として無理な長さではないから、アーチと吊材は装飾とまではいかなくても補強材に近いのではないか。

防府から山口市内へ、あるいは中国道山口ICから市街地へ向かう際に高確率でこの歩道橋をくぐる。歩道橋の主な受益者は山口中央高校の生徒及び関係者だろう。

見た目は完全にタコ。
山口市ってタコとどういう関係があんの?と思ったら、歩道橋の公式名称は「宮島町横断歩道橋」だが「プリンセスロード」という愛称が付けられていた。
ますます、????である。

雅子妃(2025年現在の皇后陛下)にちなんだ名称だと直感したが、すぐ南側にある「姫山」にちなんだものだそうだ。

歩道橋情報整理

路線県道21号山口防府線/県道61号山口小郡秋穂線/市道宮島町線
所在地山口県山口市宮島町 [Google Maps]    [地理院地図]    [Mapion]
完成時期1996(平成08)年04月05日開通式
実走行日2025年4月30日

現調レポート

宮島町横断歩道橋(プリンセスロード)全景。第一印象は「タコ」だ。

中央部の吊り構造。要石の位置から下ろされた8本の吊材が、箱桁中央の孔の側面に取り付けられている。ほら、「8本」だよ。

桁の孔を下から見る。吊材を取り付けるためには孔を開けることが最適だったのか、孔を開けることが先に決まっていたのか。

南側斜路は弧を描くがループしていない。左に見える山が歩道橋愛称の元になった姫山だ。

    参考資料

  1. 橋梁 第32巻 第11号(1996年11月/橋梁編纂委員会)
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