京成電鉄千葉線みどり台駅前にあるラウンドアバウト。2015年3月16日、環状交差点として運用が開始された。
千葉市が実施した北部第一土地区画整理事業(1944年~1994年)により、円形交差点が設けられた。設置の詳細時期を突き止めていないものの、国土地理院が公開する空中写真によれば、1948年1月には存在せず1955年1月には存在して住宅が多く建っている。また、1956年2月28日発行の1/25000地形図(1952(昭和27)年測量)に土地区画整理後の街区が描かれていることから、1948年~1952年に完成していると考えられる。
半円の同心円状の街区設計であり、田園調布をイメージしたのだろうが、雰囲気は極めて庶民的な街だ。
中央島には欅らしき木と「LOVE」の彫刻がある。
新宿で見たことがあるこの彫刻、なぜココに?ZOZOTOWNの社長が関係しているようだが、目的がいまひとつわからぬ。まぁ、広場の彫刻なんてそんなもんだ。
この地、地名(住居表示)は「みどりちょう」だが、近接する緑町小学校・緑町中学校は「みどりまち」と読む。なぜだ?
カテゴリー | ラウンドアバウト |
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路線 | 市道緑町7号線(学園通り) |
所在地 | 千葉県千葉市稲毛区緑町2丁目 |
実走行日 | 2016-02-11 |
全景写真 | |
京成みどり台駅側から眺める。「LOVE」の彫刻が目を引く。 緑町小学校横から眺める。ここのラウンドアバウトは、警戒標識(201の2)「ロータリーあり」の設置位置からラウンドアバウトまでの距離が長いことが特徴だ。もっとも、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」には、「ロータリーの手前30mから120mまでの地点における左側の路端」に設置することになっており、違反しているわけではない。 拡大する 市道緑町11号線、緑町中学校正門前からラウンドアバウトを眺める。 「指定方向外進行禁止」が示しているのは、ラウンドアバウトの1本手前の交差点である。これはややこしいんじゃないか? いずれの流入路もラウンドアバウトの原則どおり一時停止の必要はないが、学校が近接していることから全ての流入路に「学童注意」がペイントされている。 環道は駐停車禁止であるが、コンビニが面しているのでどうにもならぬ。 |