JR南武線・武蔵野線府中本町駅の北側にある跨線橋の一端がループしている。
都道18号府中町田線(鎌倉街道)は南武線を踏切で交差していたが、武蔵野線の新設に伴って府中本町駅本屋前を通って南武線・武蔵野線を府中本町陸橋で立体交差する経路へ変更し、踏切を除却した。府中本町陸橋に歩道も併設されたが、地域住民が市役所や商店街へ向かうにはかなりの迂回となるため、自転車歩行者用に府中本町跨線橋を設けた。
この付近は多摩川によって形成された立川段丘(武蔵野台地の一部)の周縁であるため、跨線橋の一端で2回転ループさせ、もう一端は段丘面上に接続している。
架設から長らく屋根なしの歩道橋であったが、雨天時に傘を差したまま自転車で走行する人がいたのだろうか、1994(平成6)年の大規模改修により屋根が付けられた。
| 路線 | 市道4-122号 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都府中市本町2丁目 |
| 回転度 | 720度(2回転) |
| 完成時期 | 1972(昭和47)年 |
| 実走行日 | 2020年08月01日 |
府中本町跨線橋ループ部全景。この橋の存在を知ったのは2002年。青と赤の鳩マークのイトーヨーカドーを背景に撮影するつもりだったのに、ラウンドワンになってしまった。
府中本町跨線橋ループ部入口。ここでは歩行者も左側通行なのだが、歩いていると「こいつ・・・歩いてやがる」みたいな顔をして自転車が追い抜いてゆく。「ハッ、フッ」のような息遣いは全くなく、電動アシストの「シャーッ」という軽快音だけが猛スピードで接近するのでなかなかスリリングである。
1994(平成6)年の改修で取り付けられた屋根。屋根上の突起はなんだろう?融雪機・・・なワケないし。
橋歴板で武蔵野線開通時期を知る。
屋根は1994(平成6)年に取り付けられた。
府中本町跨線橋 ビフォー・アフター

左:1961(昭和36)年08月31日 国土地理院撮影
右:1974(昭和49)年12月21日 国土地理院撮影

