京都旧市街の北のはずれにある大宮交通公園内にロータリー交差点が設けられた。
園内には、16世紀に豊臣秀吉が築造し、愛宕郡大宮村(1931(昭和6)年3月まで存在した自治体)と京都市上京区の境界だった御土居が残されている。大宮交通公園や御土居の歴史・詳細はリンク先のWikipediaが詳しい。
以前の大宮交通公園ではゴーカートで園内コースを走行できたが自転車の貸し出しは行われていなかった。2021(令和3)年3月21日にリニューアルオープンして、ゴーカートコースは自転車コースに変わり、ロータリー交差点が設けられたのだ。と言っても、実質は2枝なので交差点ではないが。
2021年4月1日リニューアルオープンとしている情報があるが、京都市発表のとおり、3月21日に「桜の開花時期を踏まえ,コミュニティルーム及び駐車場を除く園地について,先行して開園」、4月1日全面開園した。
最近のリニューアルなのにロータリー交差点なのか?なんでラウンドアバウトじゃないの?と疑問が湧くが、京都市内にラウンドアバウトは存在せず、大宮交通公園の近隣にある上賀茂神社前交差点がロータリー交差点であることが一因かも知れない。
大人目線ではいろいろツッコミどころがあるものの、大きくまとめれば楽しい公園である。京都に長期間滞在して、死ぬほど退屈したときには行ってみてもいいかも。
路線 | 交通公園 |
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所在地 | 京都府京都市北区大宮西脇台町 |
完成時期 | 2021(令和3)年3月21日リニューアルオープン |
実走行日 | 2022-05-06 |
全景写真 | |
![]() 大宮交通公園のロータリー交差点を西側から眺める。2車線道路ながら一時停止で規制されている。 ![]() ![]() ![]() 南側から眺める。1車線道路だけれどこちらは一時停止不要。しかし警戒標識「ロータリーあり(201の2)」はない。 ![]() 中央島の植栽は竹林。御土居の竹林を意識したものか。 ![]() ![]() |