天龍峡ICラウンドアバウト

三遠南信自動車道を構成する区間として、2008(平成20)年4月に飯田山本IC~天龍峡ICが供用開始となった。供用開始以来、天龍峡ICは十字路で一般道に接続していたが、天龍峡IC~龍江ICの開通及び天龍峡IC併設の天龍峡PA供用開始に合わせるように改良工事が進められ、天龍峡PA供用開始の前月にラウンドアバウトの供用が開始された。

三遠南信自動車道は2019年11月時点で通行料無料、天龍峡PAだけを利用する目的で一般道から入ることができる。ただし、ラウンドアバウトを含め自動車専用道路で、125cc未満の原付や自転車・歩行者には別のPA入口が用意されている。

天龍峡PAから天龍峡大橋まで遊歩道が整備されており、天龍峡大橋の桁下歩道「そらさんぽ天龍峡」は眼下に天龍峡が広がるだけでなく、峡谷を背景に鉄橋を渡るJR飯田線を眺められる等、一見の価値あり。

カテゴリーラウンドアバウト
路線三遠南信自動車道(国道474号)
所在地長野県飯田市川路
完成時期2019年10月
実走行日2019-11-16
全景写真
天龍峡ICラウンドアバウト・天龍峡PA全景拡大する
天龍峡ICラウンドアバウトと天龍峡PAの全景。写真右奥に見える橋が天龍峡大橋。
天龍峡ICラウンドアバウト空撮拡大する
天龍峡ICラウンドアバウトを空から眺める。三遠南信道(高規格道路)は緑、国道は黄色の路面ペイントで案内される。なんで黄色にしたんだろう?国道は赤がいいんじゃない?
天龍峡ICラウンドアバウトを北東(市道)側から眺める拡大する
天龍峡ICラウンドアバウトを北東(市道)側から眺める。市道川路220号線(通称・天龍峡再生道路)はここまで。この先は国道474号(自動車専用道路)だ。なお、この写真を撮影したのは天龍峡PA供用開始前日の2019年11月16日。この日までは自動車専用道路ではなく、規制標識が隠されている。それにしても、一般道の案内地が「豊橋」「塩尻」とは、随分大きく出たもんだ。三遠南信道を使うべき地点じゃないか。
※このサイトに来てくださるみなさんには常識であるが、念の為に解説しておくと、青看板に記される地点名は設置場所から最も近い「重要地」「主要地」である。長野県の重要地は飯田・上田・小諸・塩尻・諏訪・長野・松本であり、ここが飯田であるから最も近い重要地は塩尻というわけだ。でも釈然としないぞ。
天龍峡ICラウンドアバウトを北西側(天龍峡PA)から眺める拡大する
天龍峡ICラウンドアバウトを北西側(天龍峡PA)から眺める。この写真は、天龍峡PA供用開後に撮影した。

天龍峡PA供用開始前後のラウンドアバウトの様子を動画でどうぞ。慣れない車が交錯してカオスだ。