南海電鉄高野線 美加の台駅西の丘陵に広がる巨大住宅地、青葉台ニュータウン。
我がサイトに訪れてくれている方には流谷林道ループの近く、と表現するほうがいいかも知れない。
大阪万博の前後に発生した爆発的な宅地開発のひとつ。正直なところ、これといった特徴のない住宅団地である。その団地内に2件の円形道路がある。
団地の中央に円形の公園(青葉台公園)があり、道路が周回しているのだが、あいにく道路は一方通行規制されていない。中央島に相当するエリアに人が自由に立ち入れることもあって、ロータリー交差点とは言えない。
青葉台公園の南300mには小高い丘の上に送電鉄塔(電源開発熊野幹線第二〇四号)があり、道路が周回している。こちらは一方通行規制されており、また、中央島は鉄塔関係者のみ立ち入る構造になっているので、ロータリー交差点の一種だ。
電源開発の送電鉄塔建設は1961(昭和36)年だが、周回道路が造られたのは宅地開発時であり、1970年一般供用開始と見られる。
カテゴリー | ロータリー |
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路線 | 市道 |
所在地 | 大阪府河内長野市北青葉台 |
完成時期 | 1970(昭和45)年 |
実走行日 | 2018-01-06 |
全景写真 | |
青葉台公園周回道路青葉台公園周回道路を眺める。道路幅員は4mほどであるが、一方通行ではない。1枚目の写真からおよそ90度回転した位置から撮影。悲しいぐらいに変わらない風景。分譲当時は建築条件がない土地だったのだろうか。見るからに放置された区画がある。 青葉台公園中央から北側を眺める。晴れていれば河内長野の街並みを一望できていい眺めだろう。 公園中央から東側を眺める。 公園中央から南側を眺める。Jパワー熊野幹線204号鉄塔が見える。 公園中央から西側を眺める。 Jパワー熊野幹線204号鉄塔ロータリー青葉台公園から南へ歩くこと2分、こんな風景が見える。宅地造成時にこれだけ掘り込んだのだろうか。8mぐらいの高さがあって鉄塔ロータリーが山の頂上にあるかのように見える。鉄塔ロータリーは時計回りの一方通行。巨大なので円形の様子は写真に収められない。このあたりは人口集中地区ではないのでドローンの飛行は可能だが、275kV送電線の近くを飛ばす気にはなれない。 この交差点を右に進めば大阪府道221号加賀田片添線に合流する。その先には流谷林道ループがある。 |