この交差点は、交差道路の幅が同程度で優先関係がわかりにくいためか(一旦停止標識・路面標示が設けられていて、わかりにくいということはなかったはずなのだが)、2008年から2012年中に5件の人身事故が発生していたとのこと。その対策として、2014年1月16日から2月14日まで約1ヶ月間、ラウンドアバウトが試験導入され、社会実験が行われた。
人身事故に及ばない物損事故がどれぐらいあったのかはわからないが、今回取材時、県警が事故検分していたのには面食らった。やっぱり事故は起こるときには起こるんだね。
この交差点、歩行者はほとんどいない想定で、車両が環道に停留する心配が低いのだろう。横断歩道は片側にしか設けられておらず、かつ、ゆずれ線と横断歩道の間が短いことがそれを物語っている。
※2015(平成27)年3月、関方環状交差点から山の手環状交差点へ名称変更された。(焼津市「環状交差点(ラウンドアバウト)について」)
カテゴリー | ラウンドアバウト |
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路線 | 焼津市道(市道関方策牛中央線/市道越後島宮前線) |
所在地 | 焼津市関方 |
実走行日 | 2014-09-13 |
全景写真 | |
ゆずれ線と横断歩道の間が短い。歩行者はほとんどいない想定で、車両が環道に停留する心配が低いのだろう。 手前から奥に向かって延びる道路が、十字路時代の優先道路。この道路の交通量が多いので、チャッターバーで導流帯を強調しているようだ。こちら側には横断歩道が設けられていない。 路面から削り取られた「止まれ」だが、まだまだ一旦停止する車両が多い。 横断歩道に設けられた歩行者への注意喚起。分離島には「ひだりをみよう」と書かれている。 |
車載動画も撮ってみた。