浜の宮らせん橋

日立市の海岸は延々と断崖が続いている。いわゆる「海岸段丘」だ。

供用開始は2003年5月であるが、橋梁の竣工は1994年8月である。(橋銘板による)
9年も何してたんだ?
ループ橋のすぐ北側、バイパス本線である滝の上川高架橋の工事が長期化したのだろうか。(2018年9月追記:東滑川の現新分岐から本宮町5丁目交差点までの1.6kmは2001(平成13)年3月24日に暫定供用開始)

建設開始時の仮称は、すぐそばの鶴首岬にちなんで「鶴首ループ橋」だったそうだ。
1.5kmほど内陸を通る国道6号の朝夕の通勤混雑を解消するために建設されているバイパスらしい。つまり、この浜の宮らせん橋は、現在は国道6号バイパスの本線であるが、バイパスが完成すると支線扱い、もしくは県道になるのだろうか。(2018年9月追記:市道2654号になっていた)

バイパスを北から走ってくると、突然の右カーブ、そして切り立った崖の影から見えてくるらせん橋。なかなか、見事な演出である。

路線国道6号
所在地茨城県日立市東町
回転度360度
実走行日2003-08-16
全景写真

2003年8月16日初訪

浜の宮公園から眺める浜の宮らせん橋(2003年)拡大する
浜の宮公園から眺める浜の宮らせん橋。
日立バイパス本線から眺める浜の宮らせん橋(2003年)拡大する
日立バイパス本線から眺める浜の宮らせん橋。



2013年3月30日再訪

今回も天候に恵まれてません。

10年前は通行できた歩道が閉鎖されている。
浜の宮公園から眺める浜の宮らせん橋(2013年)拡大する
浜の宮公園から眺める浜の宮らせん橋。10年経ったがあまり変わっていない。
日立バイパス本線から眺める浜の宮らせん橋(2013年)拡大する
日立バイパス本線から眺める浜の宮らせん橋。本線がつながった。
写真の左にある岩が鶴首岬

もう歩道を整備する気はなさそう。

鶴首岬の上、浜の宮らせん橋の北側にある、浜の宮公園。ここから全景写真を撮影できる。

2018年3月18日再訪

のの字を描く青看
日立駅海岸口から眺める浜の宮らせん橋(2018年)拡大する
日立駅海岸口から眺める浜の宮らせん橋。この眺めが一番いいかも。