ひかりの街ロータリー


道央道 北広島IC近く、都市計画道路である大曲通沿い住宅団地内に3枝の円形交差点がある。デベロッパーは定山渓鐵道をルーツに持つじょうてつ

北広島市(旧・広島町)は古くから札幌都市圏として成長してきたが、1985(昭和60)年の道央道札幌IC供用開始、1992(平成4)年の札幌JCT開通・札樽道接続等、1990年前後から急速に便利になったこと、バブル景気による土地価格高騰の影響を受けて住宅地が郊外へ進出したこと等から、1990年代には北広島市内のあちこちで大規模住宅団地が分譲されたという。

本州では1970年代に住宅団地内にシンボリックな円形交差点を設けることが流行したが、北海道ではなかなか普及しなかった。筆者自身は、住宅地内の円形交差点に両手を挙げて賛成するわけではないが。ともあれ、除雪の困難さ或いは事故防止の観点もしくは管理面の制約から、円形交差点を積極的に設置する動機が生まれにくかったと見ている。

斯くして、北海道の住宅地としては小樽・桜町ロータリーに次いで2件目の円形交差点設置事例となった。

残念なことに回転方向が指定されておらず、また、警戒標識「ロータリーあり(201の2)」も設置されていないので、ロータリー交差点とさえ言い難い。しかし、訪問時にしばらく見た限りにおいては、自転車を含むどの車両も時計回りで通行しており、地域住民(そもそも地域住民しか通行しない道路であるが)には安全な運用が定着しているように見えた。

カテゴリーロータリー
路線市道
所在地北海道北広島市大曲光3丁目
完成時期1995(平成7)年9月
実走行日2019-07-20
全景写真
南側から眺めるひかりの街ロータリー拡大する
ひかりの街ロータリーを南側から眺める。北海道の郊外住宅地らしく、交差点の見通しはよい。
西側から眺めるひかりの街ロータリー拡大する
ひかりの街ロータリーを西側から眺める。進行方向は指定されていない。
北側から眺める。若干の勾配があって、道路が交差している様子が見えにくいのが残念。
東側から眺めるひかりの街ロータリー拡大する
ひかりの街ロータリー全景。駐車禁止で規制されているわけではないものの、環道には駐車しないのがマナーなのだが。
中央島に設置されたオブジェ。題名の標示はなかったが、「ひかりの街」らしく照明施設のようだ。