仲町歩道橋


1918(大正7)年創立の仲町小学校前、Yの字に分岐する道路の交差点上に設置されている歩道橋の2端がループしている。
歩道橋が設置されたのは1969(昭和44)年3月である。

螺旋階段歩道橋の存在は以前から知っていて、今回たまたま近くを通りかかったので立ち寄ってみた。それ故に、取材熱の入り方は大したものではなかった。
が。
帰宅後に写真を整理中に橋歴板を見て驚いた。

なんと、これを宮田歩道橋と呼ぶのか?
ならば桁にペイントされた橋名はどういうことだ?
こうして事後机上調査をやることになった。

日立市内では、この螺旋階段歩道橋から500mほど南、日立製作所山手工場の南西端近くの県道36号日立山方線に、昭和30年代後半に架設、その後1996年に架けかえられている歩道橋が宮田歩道橋ということが判明した。

では、こちら仲町小学校前の螺旋階段歩道橋は当初から仲町歩道橋だったのか?

過去の日立市報を繰ってみたが、工事着手や渡り初め等それらしき記事は一切なく、いつから仲町歩道橋と呼ばれているのかは不明のままである。

しかし、市民の交通安全は土木課交通安全係が担当していたが、増え続ける交通事故対策強化のため、仲町歩道橋が完成した翌月の1969(昭和44年)4月1日付で市長直属の「交通安全室」として独立したことが報じられていた。

昭和40年前後の市報は交通安全・注意喚起が毎号のメイントピックで、当時如何に交通事故が多発していたかを物語っている。仲町小学校前でも悲しい事故が発生したのかも知れない。

カテゴリー螺旋階段歩道橋
路線市道2068号線
所在地茨城県日立市宮田町4丁目
回転度540+360度
実走行日2017-03-20
全景写真
仲町歩道橋全景
Y字の中央部階段がループしている。
Y字の中央部階段を反対側から見る。おっと、木製電柱が残っているではないか。
Y字の一端、仲町小学校に接続する階段がループしている。
ループの途中に校門がある。
橋桁のペイントは「仲町歩道橋」なのに、橋歴板は「宮田歩道橋」だなんて。