JR石巻駅の北北東約3kmにある石巻霊園の入口、3本の道路が交わる場所に円形交差点が設けられており、2014(平成26)年9月1日の改正法施行と同時に環状交差点に指定された。
石巻市の都市計画資料によれば公式開設は1981(昭和56)年10月20日であるが、現地墓石を眺めさせてもらったところ1974(昭和49)年には利用が始まっていたようだ。
特筆することのないシンプルなラウンドアバウトである。訪問した日は彼岸の真っ只中であり墓参で通行する車両が多かったが、どの車も環道走行車両を優先しつつスムーズに進入していた。改正法施行前からラウンドアバウト運用が定着していた可能性がある。
カテゴリー | ラウンドアバウト |
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路線 | 市道 |
所在地 | 宮城県石巻市大瓜棚橋 |
実走行日 | 2017-03-18 |
全景写真 | |
街から墓地へ向かう道路から眺める。意図して設計したのかどうかわからないが、環道と横断歩道の間に十分な空間が確保され、運転者は注意の範囲を絞り込むことができる。 北側から眺める。流出車線と流入車線の幅員が明らかに違う。これは理にかなっていると見るべきか? 南側から眺める。シェブロン標識がいい仕事をしている。 中央島の拡大。背高な植栽が少なく、見通しは確保されている。 規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の裏側を見た。標識設置は環状交差点指定の2ヶ月後だったようだ。 |