1965(昭和40)年頃に造成、分譲開始された住宅団地に、3件のロータリー交差点がある。
ネットで検索したところ、ここ横堀団地はロータリー交差点なんかより、Wikipediaの記事が作られるぐらいに有名な出来事があったようだ。しかも今となってはアンタッチャブルな話らしく、現地で住民の方々と話す機会を得たとしてもその話題に触れないでおこうと固く誓って取材した。遠藤周作氏がエッセイにしていたらしい(私は中学生のときに読んだはず)が、そんな話はすっかり記憶から飛んでいる。
結果から言うと、実に都会的な住宅地で(もしくは、他所者が来たことがわかって住民全員が家の中に隠れたか?)、住民と話す機会はなかった。
この3件のロータリーについて、当サイトでは北から順に「北側ロータリー」「中央ロータリー」「南側ロータリー」と呼ぶこととする。
- 北側ロータリーは、ロータリー交差点とは言い難い変形交差点。
- 中央ロータリーは、径が小さく道幅も狭い、酷な交差点。さらに電柱が見通しを悪くしているが、その電柱は木製だ。
- 南側ロータリーは、南北方向の団地内メインストリートは中央分離帯付き+東西方向は用水路?を挟んで2本の道路が通る、周辺と比べると異様にハイスペックな道路。
・・・と変化に富んでいる。いずれの交差点も見通しが悪く環道の幅員を確保できそうにないので、ラウンドアバウト化は不可能と見てよい。
住宅団地型円形交差点の地下には防火水槽が設けられていることが多いが、ここにはなかった。団地の東に本江田川/南側ラウンドアバウトを突っ切る形で本江田川の支流/南に介良川が流れているからか?
カテゴリー | ロータリー |
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路線 | 市道 |
所在地 | 高知県高知市介良乙 |
実走行日 | 2016-04-30 |
全景写真 | |
団地内メインストリートここだけ、中央分離帯あり。しかし一方通行が指定されているわけではなく、なんとなく左側通行になっている様子だ。北側ロータリー北東角から眺める。ここを左折するのは結構厳しく、環道逆走車両を見た。通行車両が少ないからフリーダムなのかも。南東角から眺める。 南西角から。 北西角から。 中央ロータリー北側から眺める。この団地に唯一?残された木製電柱。写真左側に写るわずかな壁の向こう側、この家の駐車場が環道に面している。東側から眺める。 南側から。この見通しの悪さは勘弁してよ。 西側から。 南側ロータリー北側から眺める。ここも見通しはよくない。東側から眺める。 南側から。 西側から。 |