中二股川砂防堰堤魚道


噴火湾に面する野田生の街から野田追川沿いに道道573号・桜野野田生停車場線を走る。桜野温泉熊嶺荘を過ぎ、桜野牧場からさらに2km走ると、この道道の通行止めゲートに当たる。道道はゲートの向こうにまだ4km続く。その先はゲロゲロ廃道の姫川林道、そして姫待峠へとつながっている。

そのゲートの直前で分岐する野田生中二股林道を1.2km走り、なんとなく駐車帯のような場所にバイクを駐め、ヤブを120mほど掻き分けてゆくと砂防堰堤直下・魚道横の河原に出る。野田追川の支流、中二股川だ。

現地の北海道函館土木現業所の標示によると、堤高10.2m、堤長69.9m、貯砂量77,500m3、昭和42年完成の中二股沢川砂防ダムである。川幅が広いためか、記されているほどの堤高を感じないし、魚道も2回転半なので落差はおよそ4mということになる。ループ魚道の完成時期は不明だが、形式から推測すると2000年代である。

この地ではクマの痕跡を見ることはなかったものの、どう考えても棲息地であり、細心の注意が必要だ。そんなわけでここより先に進む気になれず、この砂防堰堤より上流にある2基の砂防堰堤のループ魚道有無は確認できていない。

なお、桜野温泉熊嶺荘は残念なことに2015年冬季から休業中。
それにしても、野田生を流れる野田追川って、すごくややこしいな。

構造らせん型魚道
水系野田追川水系中二股川
所在地北海道二海郡八雲町
回転度900度
訪問日2016-08-13
全景写真
道道573号桜野ゲートが目印。
道道から分岐する野田生中二股林道の入口から1.2km進む。
中二股川砂防堰堤と魚道の全景拡大する
中二股川砂防堰堤と魚道の全景。普通の靴ではここまでが限界。魚道の向こう側を見るためには長靴が必要だ。
堆砂状況や遡上する魚の有無は確認できていない。