下高久円筒分水


JRいわき駅と塩屋崎の中間、滑津川下流域を東西に貫く福島県道241号沿いにある円筒分水工。
1964(昭和39)年~1967(昭和42)年に圃場整備が行われたが、この時点では円筒分水工は設置されなかった模様。その後1969(昭和44)年~1972(昭和47)年に行われた潅漑排水事業により設けられたと見ている。

円筒分水工の横には、平土地改良区(現在は統合されて愛谷堰土地改良区)が主体となって進めた下高久地区基盤整備事業を記念する石碑(昭和55年建立)があったが、円筒分水のことには触れられていない。

配水先は下高久袴田の水田のみ。なぜ設備費が高額になる円筒分水を導入してまで公正を保つ必要があったのか、その経緯を詳しく知りたいものだ。

管理者愛谷堰土地改良区
所在地福島県いわき市平下高久袴田
訪問日2016-03-12
全景写真
流れの止まった水面に映る雲を眺めていると、山村暮鳥の詩を思い出す。そういえば、あの詩「くも」はこのあたりが舞台じゃないか?