城西台住宅団地

1970年代前半に開発された新興住宅地、城西台住宅団地の中心に位置するはずだった円形交差点。デベロッパーの体力が続かなかったのか、この円形交差点の北東部のみ開発され、それ以外は荒れ地のままだ。そんなわけで、円形交差点が街の外れを示す奇妙なランドマークになってしまっている。

中央島部分は消防用水目的かどうかわからないが、池が設けられている。雑草がモリモリなので判別し難いが、周辺掲示内容からすると、どうやら公園のようだ。

そして、交差点の機能としてどうかと言えば、東から北へショートカットするように右折する車両が殆どである。残念ながら、ここをラウンドアバウトに指定するには、越えなければならない大きなハードルがありそうだ。ラウンドアバウトに指定する必要はなさそうだけど。

路線市道?私道?
所在地徳島県徳島市一宮町片山
完成時期調査中
実走行日2015-04-30
全景写真
南側から円形交差点を眺める。コンクリートパイルのゲートがなんとも物哀しい。この風景が、おそらく40年間続いてきたんだぜ?
東側から円形交差点を眺める。向こう側は造成されかかっているが荒れ地のままだ。
中央島部分は単なる観賞用の池なのか、それとも養殖でも行われているのか、謎。「ゴミはお持ち帰りください」の掲示があるということは、公園なのかな。