むつみケ丘団地造成以後、周辺は順次住宅地として開発された。むつみケ丘団地ロータリーの南西およそ600mの位置に、どういう街区設計か想像できないが三叉路となる交差点にロータリーが設けられている。
住宅地全体は北東側の標高が高く、南西方向に向かって緩やかな斜面になっているので、交差点に接近する車両を視認しにくい接続路があるものの総じて見通しよく、環道の大きさも十分なので、分離島さえ設ければここをラウンドアバウトに指定することは難しくない印象だ。
これは筆者の想像でしかないが、三重県警はここをラウンドアバウトに指定することを検討したはずだ。むつみケ丘団地ロータリーはその構造上、ラウンドアバウトに指定することが困難で、至近にある円形交差点の片方だけラウンドアバウトに指定することで混乱が生じることを危惧したのだろうか。或いは、地域住民に相談した結果、何らかの事情で同意を得られなかったのかも知れない。
| 路線 | つつじが丘団地第18号線/つつじが丘団地第7号線 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県津市渋見町 |
| 完成時期 | 1975(昭和50)年 | 実走行日 | 2021年02月11日 |
つつじが丘団地ロータリーを北東側から眺める。警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていない。
南側から眺める。団地全体に緩やかな勾配があり、中央島の向こう側を少し視認しにくいが、車両や歩行者が死角に隠れるというほどではない。
西側から眺める。環道幅員は十分にあり、ラウンドアバウトとして運用可能な交差点だと思うが、むつみケ丘団地ロータリーと運用が異なるのは事故を誘発する種になりうる。
過去の空中写真を見てもわかるとおり、中央島は昔からきれいに手入れされている。

