棚倉崖ノ上ループ

棚倉盆地の南西、国道118号棚倉バイパスの近くにあった小高い丘が切り開かれたのは1988(昭和63)年頃。造成完了後、特別養護老人ホーム、消防署、森林管理署等が移転した。

その造成地へのアプローチとして設けられた道路がループしている。交差部はカルバートであり、それ故に名称等を示すものを現場で見つけることはできなかった。

※ 正式名称は舘ヶ丘橋(たてがおかばし)、1991(平成3)年完成であることを2016年の大型カルバート点検結果にて確認した。

ループの途中に分岐があり、厳密には「のの字」ではない。
これと言って特徴のないのの字である。

棚倉森林管理署前からの棚倉盆地の眺めはよく、その裏に気象観測施設や電子基準点等があることが周辺の特色と言えるかも。

路線町道舘ヶ丘崖ノ上線
所在地福島県東白川郡棚倉町棚倉崖ノ上
回転度270度
完成時期1991(平成3)年完成
実走行日2015-06-13
全景写真
棚倉崖ノ上ループ全景拡大する
棚倉崖ノ上ループ全景。曲線半径はかなり小さい。
棚倉崖ノ上ループ空撮拡大する
棚倉崖ノ上ループ空撮。この写真のみ2018年3月17日撮影。
棚倉崖ノ上ループを下る軽自動車拡大する
調子に乗ってすっ飛ばしていると曲がりきれない。
悲しいぐらいに特徴がないカルバートだ。正式には舘ヶ丘橋と名付けられているが、土被りを考えたらトンネル扱いのはず。
棚倉森林管理署の裏にある電子基準点。