ここは「酷道行くな(197)」の代表的なポイントらしい。
旧国道197号(1962年指定、1971年解除)なのだが、今は県道にさえ指定されていない寂れた道である。いくつか残る白看板が、行き止まり道でないことを約束してくれているように感じる。
で、肝心の「のの字」であるが、普通に走っていればのの字であることに気付かないほど規模が大きく、交差部は樹木や竹に覆われている。トンネルは立派な煉瓦造り。明治時代に作られた割には高さが十分確保されており、重要な道であったことがわかる。
交差部の南側は立派な竹林で、筍が今にも路面やトンネル内の側壁から顔を出しそうだ。
このトンネル南側すぐのところから南東方向へ分岐する林道(八西森林組合管理の芝中線)は八幡浜市の古薮という集落で県道235号野佐来八幡浜線の未開通区間端部に繋がっている。旧国道も魅力的だが、こっちの林道も魅力的。もう一度訪れたい。
【2015年11月追記】
11年ぶりに再訪した。通行できる程度に定期的にメンテナンスされている模様。また、前回はなかったトンネル解説板が設けられていた。知っておくべき情報が的確に纏められている。
基本的にレンガ積み構造であるが、アーチを形成する迫石は凝灰岩らしき石が用いられている。
| 路線 | 市道白尾夜昼峠線 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県八幡浜市川之内 |
| 回転度 | 270度 |
| 完成時期 | 1905(明治38)年完成/1907(明治40)年供用開始 |
| 実走行日 | 2004年08月22日 |
2004年08月22日撮影
交差部を北側から眺める
交差部を南側から眺める
トンネルポータル
2015年05月01日撮影
上の写真(3枚目)と同じ位置で撮影。やはり、この程度には手入れされていてほしい。前回は特にひどい時期だったようだ。
2枚目とほぼ同じ位置で撮影。右側・昭和時代の翼壁に解説板が新設されていることがわかる。
交差部で撮影。前回通行時に両側のペーブフェンスはなかった。
知っておくべき情報が的確に纏められたトンネル解説板。

