音戸大橋


瀬戸内海の本土と離島を結んだ初めての橋、音戸大橋。
小学校の頃の教科書に掲載されているのを見て、実際に見てみたい激しい衝動に駆られて、親に頼み込んだことを記憶している(その結果、連れて行ってもらったのは、なぜか建設中の大鳴門橋だったのだが)。
本土側と離島である倉橋島側の両方にのの字が存在するが、倉橋島側がキレイな螺旋を描いているため、本土側ののの字は見落としがちである。(写真もうまく撮れない)

本土側の回転度は約240度。
倉橋島側の回転度は約720度。

わずか150m程の狭い海峡である音戸瀬戸は、広島と松山を結ぶ最短航路であるが故に、平清盛の時代から交通の要衝であったようだ。倉橋島側の音戸大橋取付部のすぐ近くの岩場に清盛塚なるものがある。ゆっくり見る時間がなかったのだが、平清盛の墓ではなく、音戸瀬戸を開削した偉業を讃えるものらしい。

ちなみに、音戸大橋は歩行者自転車ともに通行可である。しかし、写真を見てもわかるとおり、50年前の規格の片側1車線、こんなとこを通るのはカンベンしてほしい。
カンベンしてほしいのは誰もが考えることらしく、すぐ横に日本一短い定期航路があるのだが、始発は05:30、終発は21:00なのである。つまり、夜中は音戸大橋を渡るしかないのである。

そういう不便を解消するだけの理由ではないだろうが、音戸大橋の北側400m付近に、国道487号の警固屋音戸バイパスとして第2音戸大橋が建設中である。残念ながら、こちらにのの字は作られない予定(当たり前か)。

路線国道487号
所在地広島県呉市警固屋8丁目、広島県呉市音戸町引地1丁目
回転度720度
実走行日2009-04-30
全景写真

音戸大橋倉橋島側取付部音戸大橋倉橋島側取付部。昔、教科書で見たままの風景。

音戸大橋本土側取付部音戸大橋本土側取付部。満開のつつじが美しい。

倉橋島側取付部の内側倉橋島側取付部の内側は駐車場になっていた。右下にのの字を示す警戒標識がわずかに見える。

音戸大橋をくぐるフェリー音戸大橋をくぐる広島-呉-松山を結ぶフェリー。島と橋と車とフェリー。このごちゃごちゃ感が好きだ。

音戸大橋音戸大橋を本土側から眺める。ここは歩行者自転車ともに通行可。ここを通れってか!?